2015年2月3日火曜日

2月22日大阪で市民サロン「燕のたより」開催

大阪で市民サロン「燕のたより」が2月22日に豪華講師陣で開かれるそうです。
以下に劉燕子さんから送られてきた案内をペーストします。
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市民サロン「燕のたより」のお知らせ
日時:2月22日、日曜、15時30分から20時30分
場所:fermata(レストラン、貸し切り、素敵な雰囲気やシェフ)
阪神本線・野田駅より南西へ徒歩5分
地下鉄・野田阪神駅、7番出口から徒歩3分
JR東西線・海老江駅より南西へ徒歩5分
三菱東京UFJ銀行の通りを入り、あさひ薬局の向かい。
電話 06-6441-6673
住所 553-0006 大阪市福島区吉野2-10-12 ゴールデンラピス103号
イベントの連絡先: Yanzi@mta.biglobe.ne.jp、090-9086-0563 劉
abohoken@gmail.com
凛冽な風が身を切る日々、2015年を迎えましたが、昨年だけでチベット人の抗議焼身自殺は11名を数え、2009年からは136名になりました。ウイグ ル人の穏健派学者、イリハム・トフティ氏は、言論だけを理由に無期懲役を下されました。浦志強氏たちリベラル漢人も次々に投獄されました。また、これまで 封殺されてきた内(南)モンゴル問題は顕在化しはじめ、台湾では「ひまわり学生運動」や香港では「雨傘革命」が起きました。これはフランスのマスメディア 銃撃など一連のテロ事件に対して全仏で370万人規模の自由を守ろうというデモに通じるものです。時あたかも、1月12日未明、香港のリベラル紙「アップ ル・デイリー」の本社と創業者宅が火炎瓶で襲撃されました。これまで、「アップル・デイリー」は中国共産党政権や香港政府を厳しく批判したため、親中派か らたびたび攻撃やいやがらせを受けてきました。この事件に対して、香港記者協会は「言論の自由に対する暴徒の挑戦である」との声明を発表しました。
言論の自由は民主主義の基礎です。このような時、各方面の有識者、専門家をお招きして、以下のような言論の場を設けました。みなさま、是非、ご参加し、建設的実践的なディスカッションをつくりましょう。
プログラム(司会・進行 安保智子)
第一部(コーヒーか紅茶、手作りのお菓子付き)
話題提供 15:00-15:35
阿古智子(東京大学准教授)「中国の言論の自由と市民社会の行方」
コメンテーター 15:35-15:50
麻生晴一郎(ジャーナリスト)
質疑応答 15:50-16:05
第2部
話題提供 16:05-16:40
楊海英(静岡大学教授)「自著『チベットに舞う日本刀』を語る」
コメンテーター 16:40-16:55
村主道美(学習院大学教授)
質疑応答 16:55-17:10
休憩 17:10-17:20
第3部
話題提供 17:20-17:55
富察(台湾・八旗文化出版社編集長)同時通訳あり
「満蒙民族の視点から中華の歴史観を問う」
コメンテーター 17:55-18:10
石平(評論家)
質疑応答 18:10-18:25
第4部 18:25-20:00
ディナーと自由討論
市民からゲストへの質問、意見、交流
第5部 20:00-20:30
チベットの歌とミニ・コンサート 川辺ゆか
参加費
第1部から第3部:1000円(資料や飲み物など)
第4部から第5部:5000円(ディナーとコンサート)
学生は学割で4000円
<趣旨>
この会は何かの組織ではありません。2011年3月、王力雄氏の来日を契機に始まり、それ以来、内外の有識者、専門家の来阪の時などに開いてきました。
それぞれ志があり、独立した立場の人々が、ヴォルテールの言葉として伝えられている「私はあなたが何を言っても賛成しないが、私はあなたがそれを言う権利を断固として護るだろう」の精神で、自由に語りあう場です。
お互いの意見を尊重し、質の高い議論を交わしつつ、現場から発信されている生き生きとした情報を共有し、様々な立場を超えて新たな公共空間を、手作りで創造することを目指します。

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